252 生存者あり

出張先のホテルで見ました。

展開としてはベタですが、何気に魅せられてしまいます。
派手な映像で客寄せしましたが、人間ドラマで見せる良い映画です。
ワールドトレードセンターとダブりますが、助かる人が助かるストーリーも安心で、
邦画が元気な証拠の一つでもあり、人情もの映画として気持ちよかった。

いや、伊藤英明かっこよすぎでしょう。
こりゃ家族が心配するわけです。

最近podcastで売れる映画の法則という話を聞いて、
その中に群像激ではなく感情移入できる主人公という話がありました。
群像激に感情移入できるキャパシティを現代人は抱えていないというものでしたが、
このような群像映画が日本にも作れるとなると、捨てたものじゃないです。

消防士ってすごい職業だと改めて思いました。
この道を志す人にご加護がありますように。

252 生存者あり - Wikipedia
音が出る…ワーナー・ブラザース公式サイト

あまり関係ないですが、ラストシーンを見て、
ジェイムズ・ティプトリー・Jr.の「故郷から10000光年」に収録されている「故郷へ歩いた男」を思い出しました。
もう一度、ティプトリーを読み直してみようかと思います。